芦別には二つの大きなさくらんぼ園が並んでおり、7～8月にはさくらんぼ狩りをする人でにぎわう。 「大橋さくらんぼ園」の商品は道の駅などでも販売しているのでチェックして。

北海道といえば夕張メロンなどに代表されるオレンジ色の赤肉メロンを思い浮かべる人も多いはず。 中空知には青肉メロンを代表する雨竜町の「暑寒メロン」や、浦臼町の「キングメルティー」、芦別市のアールス系の品種「あしべつメロン」がある。

南国フルーツ・マンゴーを北海道でもいち早く取り入れたのが、浦臼町「神内ファーム21」。 「神内マンゴー」のほか赤牛「神内和牛あか」も生産しており、いずれも「そらいちマーケット」で購入できる。

トマトの産地としても知られており、浦臼町「北海道アグリマート」のミニトマト・キャロルセブンを使ったジュースは、札幌商工会議所の「北のブランド」にも認定された。

ジンギスカンや焼肉、ホルモンなども充実している中空知。 各道の駅などで手に入れられるほか、「そらいちマーケット」では各市町の商品を一堂に揃える。味の違いを、ぜひ食べくらべしよう。

中空知の全域が米どころ。雨竜町の「うりゅう米」がブランド米として知られているほか、ゆめぴりか、ななつぼし、といった北海道米のクオリティが高いと評判になっている。

中空知にある唯一の酒蔵「金滴酒造」は、北海道一の生産量を誇る新十津川町の酒米をはじめ、道内産の原料にこだわった日本酒をつくっている。 また、雨竜町の酒米を使った純米吟醸「うりゅう」や、奈井江町の酒米・彗星を使った「奈井江すいせい」、純米吟醸「あしべつだけ」などもつくられている。

北海道を代表するワイナリー「北海道ワイン」の自社農場であり、全国一の面積を誇るブドウ畑が広がる。 「ゲヴュルツトラミネール」を使ったワインなど、評価の高いワインがここから生まれている。 ショップでしか買えない限定品もあるので、ぜひ足を運んで。

ピノ・ノワール、ピノプランなど、さまざまな種類が江部乙で大切に育てられている。 ぶどう7品種混醸の「えべおつWein」は、ドイツ語で二時を意味する「Regenbogen」と名付けられ、人気のワイン。

滝川では特産品のリンゴをつかったフルーツビールやクラフトビール「空知シリーズ」各種が楽しめる。

ニジマスの養殖をしている上砂川町では、秋から冬にかけてつくられるニジマス燻製が人気。 また、ニジマス燻製醤油は卵かけごはんとの相性が抜群で、お酒の〆にもぴったり。

本場ドイツのIFFA国際コンテストで金賞受賞歴のある本格派の手づくり工房。 地元のシイタケを使ったり、ワインや日本酒に合う商品など、味だけでなくバリエーションも豊富。

北海道のチーズ工房の中でも長い歴史を誇る「横市フロマージュ舎」。 代表的なものがカマンベールで、ほかにも貴重な「横市バター」やヨーグルトチーズなどがあり、道の駅でも購入できる。